ブレーキフルードの点検・交換作業です。
アバルト500のブレーキフルード交換作業を行いました。
まず目視、テスターによる点検を行うのですが、
明らかに劣化による変色が見て取れます。
やはりテスターでも赤信号です。ブレーキフルードに水分が含まれ過ぎている状態です。
水分が多いと沸点が下がってしまいますので、ブレーキを酷使する場合にフルードが沸騰してしまい制動しなくなるべーパーロック現象が起こりやすい状態といえます。
またキャリパー内のピストンとシリンダーなどが異種金属である場合腐食が起こりやすいため、腐食防止性のあるフルードが劣化する事で部品の寿命が短くなることにもつながります。
ちょっとした作業でもあらゆるリスクの回避につながると思います。
安心安全なカーライフのためにも、定期的なメンテナンスをご提案させて頂いています。