これは凄い!デュアロジックオイルの新作
フィアット500オーナー必見!


「高級油圧作動油」超暫定ラベルの新作オイルです。
何に使うオイルかというと「デュアロジック&MTA」の作動油です。これまでに、当社でも専用の作動油を用意しお客様のお車に使用をしてきました。

今回新たにご用意したオイルは、これまでの作動油概念を覆すほどの全く別次元のオイルが完成しました。
まず、オイルの色が違います。

新作オイルの色は無色透明 従来の作動油はオイル特有の茶褐色。
粘度がもの凄く低い!サラサラです。香りもなんだか異なります。

冷間時の粘度がサラサラで、高温時の油膜を保つ。ここが従来のオイルと最も大きく異なる点です。
それにより、油圧ポンプの駆動負荷低減・アクチュエータ作動時の内部の作動ロス低減、これを実現する新作作動油なのです。

早速当社の社用車 パンダ2にてテストを行います。

データ採取もしっかりと行えました。

難しいハナシは置いておいて。。
本当に凄いかもしれません。
エンジン始動前のドアを開けた時にその違いに気付きました。

デュアロジック車は、ドアを開けると同時にエンジン始動前にシステム制御で予備油圧を発生させる為にポンプが一定時間駆動します。この駆動時間は、ポンプの状態・油圧の状態・オイルの状態により車種ごとに異なる駆動時間となります。

イメージとしては、ドア・オープン→「キュイーーーーーーーン」と運行前の確認音の様にドライバーに音でそのことを知らせてくれます。

ところが、新作油に変更後はその音がもの凄く小さいのです。しかも時間も短い。
その音をきちんと聞く習慣が身についている方ならば、あれ?音がしない。。。やばい?トラぶった?って思うかもしれません。

実際に私がそう思いました。オイルを交換後のパンダに冷間の乗り込み時、ほとんど作動音が聞こえませんでした。

でも、きちんと作動はしているのです。

どういう事かというと。
新作作動油の「低温流動性がものすごく良い」という事です。
冷えているときにサラサラで、そのサラサラ粘度のまま高温時もきっちりと油膜を形成する。まさに作動油の理想形!

名づけるならば「SessA MAXI CLEAR」ですかね。もうしばらくテストを行い、実際の現場使用を決定していこうと思います。

お値段設定が少し上がりそうですが、このオイルはその費用対効果をしっかりと体感という形で表現してくれそうです。

デュアロジック車ユーザーの皆様、お楽しみに!

Written by Hashimoto

関連記事