RCZはサーモスタット交換&ステージ1メンテナンス

メンテナンスでお預かりのRCZはサーモスタットの予防交換やステージ1メンテナンスの施工を行います。

狭いエンジンルームにハイパワーなターボエンジンが搭載されておりサーモスタットの交換にはエアインテークパイプを外したりバッテリー周りの分解を伴いますので、サーモスタットの交換とステージ1施工を同時に行います。

バッテリー周りの分解を終えても配線やらに隠れてサーモスタット本体はあまり見えませんが、狭い中で配管類を外しごそっと取り出します。

左が新しいサーモスタットで右が取り外した物。

よく見てみると水温センサーの取り付け位置が違っていたり、水漏れトラブルが頻発していることもありますし対策部品となっている事がわかります。

水温センサーの変更に伴い配線キットも必要となります。

サーモスタットの交換が終われば引き続きステージ1メンテナンスの施工を行います。

クイック脱着タイプの貧弱なプラスターミナルはオリジナルのターミナルに交換します。

オルタネータからのダイレクトケーブルの引き込みも行いました。

マイナスのターミナルは電流制御付きですので交換せずに追加のボディアースやエンジンアースの追加を行います。

バッテリーカバーに覆われてしまうマイナス側は今後のバッテリーテストがしやすい様にテスト端子を横に出しておきます。

  1. バッテリー周りを組み上げれば充電回路の改善を確認すればステージ1メンテナンス完了。

冷却水の交換をする前にこちらも水漏れトラブルの発生源となるクーラントタンクの交換も行い、

クーラントチェンジャーを使い何度も入れ替えを繰り返しながら新しい冷却水への交換を行えば作業完了。

トラブル予防の安心整備を行いました。

 

 

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