2台のルーテシア3RS
ご成約につき点検から開始です


当社の在庫していたルーテシア3RS 2台の嫁ぎ先が決まりました。年末の慌ただしい最中ですが、なんとか年内の納車を目指して動き始めます。

1台目はブラックの3RSです。こちらは、走行距離こそ多い個体ですが大物整備は施工済みで、実はとてもお買い得な個体です。皆さん中古車を探される際は距離と外観で選んでしまいますからね。気持ちは分かります。でも、当社での整備履歴がたっぷりと残っていて、いつ何を施工したかが分かる車の魅力は大きいと自負します。ちなみにわけあってエンジンまで交換済みなのです。その際にはクラッチ系統もリファイン済み。あとは細かな個所をお客様の好みに合わせて仕上げて行けば、安心してお乗り頂ける3RSが仕上がります。

もう一台はブルメタの3RSです。こちらは、自社管理車両では無く、これから全ての整備を盛り込んでのご提供となります。

ブルメタの3RSは、サーキット走行を行う事を前提に仕上げていく車となります。盛り込み要素が満載ですが、スペシャルな事も手を入れます。ただし、まずは普通に乗れる車に仕上げるのが第一段階としました。なぜなら、海外オーダーの部品や、スペシャルサスペンションが入荷するのは、まだまだ先になりそうだからです。

こちらのSDLグラフは、黒色の3RSのものです。試運転を行った際に、フロント・ストラット・アッパーマウントからの違和感を感じた為テスター診断を行うとズバリ的中。このカーブグラフは3RSがマウントに不具合を発した際に出力される内容です。もちろん、納車整備の内容に含めさせて頂きました。

エンジンルーム内や、下回りもチェックを行いながら、今回の整備内容を見定めます。

そうそう。前回のエンジン交換及びタイミングベルト交換の際には、オリジナルクランクプーリを装着していました。うん、やっぱりお得感の高い車です。

ブルメタの方は、アンダーフロワーバーが装着済みだったり、画像には入っていませんがエキゾーストも交換済みです。モータースポーツ仕様に仕上げるには良いベース車両です。

既に作業には着手しています。お待たせしているお客様、もうしばらくお待ち下さい。

Written by Hashimoto

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