新車のアバルト595 仕上げていきます
フルオーダー・コンプリート・アバルトの製作 1章
週末土曜日の営業の終了です。本日もご来店の多い一日でした。合わせて工場内で鳴る電話の本数もいつも以上に多く感じる、そんな週末営業となりました。印象に残る作業やご対応も多かったです。
昨日の金曜日に、オーダーから1ヶ月待ちのアバルト595コンペの新車が到着しました。走行距離 5km表示にいかにも新車を感じます。
「レッドポイントでも新車を買えるんだ」そんな風に思われた方もいらっしゃるのですかね?車販には力を注いでいませんが、ご注文にはお応えしています。ですが、中古車を探してきてそれを販売するという業務は行っておりません。車販に力を注いでしまうと、本業の整備が疎かになってしまいますからね。
今回は、新車をお客様からのオーダーに沿って多岐に渡る手を施し、コンプリートカーを仕上げていきます。
オーナーは、アルファロメオミト・シトロエンDS5・500ツインエアーMT これまでに3台のイタフラ車を乗り継がれ、今はツインエアーにお乗りです。当社のデモカーに試乗され、アバルト良いじゃん!っと、共感頂きまして今回の受注に至りました。サソリの毒素の強さは凄そうです。
真っ新の新品です。ご注文を頂いているお客様に本日ご来店を頂き、手を一切施していない状態で試運転を行って頂きました。きっとデモカーとの性能差に、アバルトの持つ「手を入れることの楽しさ」を深く知られたのでは無いでしょうか。ノーマルも悪くないのですけどね、でもデモカーが楽し過ぎるというのは私も納得です。
アバルトの新車の殆どは、ピレリタイヤが装着されています。過去に一度だけ、ミシュラン装着の車を見ていましたが、今回はそのレアケースのミシュランでした。なんだか得した気分になります。デモカーにはパイロットスポーツ4を履かせていますが、新車のミシュランはパイロットスポーツ3です。サイドウォールのカッコ良さは変わりません。
到着間もない車の車高を見た事が有りませんでしたが、リヤの車高はいつも以上に高く見えます。
あれ?こんなにも高かったっけ?っと思いました。
サスペンション&ブレーキの基本性能をSDLテストで確認を行いました。
ここからじっくりと仕上げていきます。
これからアバルトの購入を検討される方にも、すでにお乗りの方にも「ワクワクとなるほど 」をお届けしていきます。
楽しくカッコいいコンプリートカープロジェクトのスタートです!
あ、カッコいいとは外装カスタムするわけではありません。見た目はいたって普通です。カッコいいのは中身ですね。エクステリアカスタムに手を入れ過ぎると、飽きてしまって末永く楽しめなくなる事が多いです。
Written by Hashimoto