走行距離5万キロ 208GTiはステージ3メンテナンス
車検でお預かりの208GTiは走行距離が5万キロを超えたこともあり、カーボンクリーンや油脂交換を行うステージ3メンテナンスを施工します。
作業のスタートはシャシーダイナモを使った出力チェックから。
どれだけの出力が出ているかも気になりますが、出力の出かたをグラフから確認し問題が無いかを確認するところも肝心です。
シャシダイグラフに問題が無いことを確認したらカーボンクリーンマシンを接続、
専用の液剤でエンジンを始動させエンジン内部に蓄積された汚れを取り除くべくカーボンクリーンを行っていきます。
カーボンクリーンが終われば車両をリフトに移し古いエンジンオイルを抜き取り、新たにフラッシングオイルを充填しエンジン始動。
カーボンクリーンで落とされたエンジン内部の汚れをエンジンフラッシングを行い洗浄し取り除いていきます。
ステージ3メンテナンスは各油脂類の交換作業も含んだメンテナンスパックとなりますので汚れたミッションオイルの交換やエアクリーナの交換。
こちらの車両にはCDAキットが組まれていましたので、取り外し洗浄・給油を行いました。
汚れた冷却水はクーラントチェンジャーを使い何度も入れ替えを繰り返しながらしっかりと交換していきます。
その他にも車両の点検・チェックを行っている際にもエンジンをかけ続け、エンジンフラッシングを十分に行ったうえでフラッシングオイルを抜き、仕上げのエンジンオイル交換を行います。
最後に再度シャシーダイナモにて出力チェックを行い、作業の効果を出力の改善からも確認すればステージ3メンテナンス完了です。
走行距離が増えてきてエンジンのコンディションが気になる方、エンジン内部の蓄積されたカーボン汚れを取り除き、そのお車本来の出力や燃費を取り戻すステージ3メンテンナンスの施工をオススメします。