パンダ3 ツインエアーはクラッチ交換開始
パンダのフライホイールはデュアルマス


パンダ3のツインエアー マニュアルミッションのクラッチ交換のスタートです。デュアロジックが多いフィアットですが、今回の施工車両はマニュアルミッションです。フィアット500の場合はアバルトで無い限り殆どの場合はフライホイールがソリッドタイプとなります。稀に本国仕様の場合は500でもデュアルマスが装着されています。車の仕様により部品のチョイスは様々という事ですね。

クラッチの形状はソリッドタイプと変わらないのですが、デュアルマスフライホイールが装着されています。

結構状態は悪くなっていました。ダンパー機構は新品と比較すると随分と緩くなり、手で軽く動く状態です。こちらはクラッチ付きの状態での動画となります。

クラッチを外し、フライホイール単体での動画です。

過去にデュアルマスフライホイールのトラブルが発生した個体でして、既に1度交換済であります。
今回もフライホイールは新品に交換です。

流石に新品のデュアルマス構造は、手で動かすのが硬く、しっかりしています。フライホイールが悪くなると、クラッチセンターの軸振れを誘発するため、酷い場合はミッションケースにダメージを生じる事もあります。ツインエアーエンジン搭載車のデュアルマスフライホイール車両は少し早めにクラッチ交換を行うことをお勧めします。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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