EP6・1.6ターボのタイミングチェーンの交換作業


最近何かと需要の多い整備と言えば、EP6エンジンのバルブタイミングの調整やチェーンテンショナの交換です。チェーンの交換が必要になる事は意外と稀な事でして、テンショナーを交換してタイミングを整えてシャキッと整う事が多いです。
今回は走行距離を重ねたお車の整備ですので、チェーンの伸びを確認したところ、許容値を大きく超えていました。そのためチェーンを含め、付近の部品も一式の交換が必要です。

ボルトやシールチェーンガイドを交換します。チェーンガイドは樹脂製で、オイルにさらされる箇所ですので、樹脂劣化も想定し全て交換します。

エンジン始動時に、チェーン付近より異音が出る事も気になっていましたので、今回の作業で一掃できそうだと期待しています。


各部を組み替え、タイミング調整も行い、組付け復旧を行います。

自社製のクランクロックツールです。

見る人が見れば分かるかな~。通常はフライホイール側でロックを行いますが、これは上部よりピストン位置を固定するものです。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

関連記事