ダブルアクスル・ストラットの修理
メガーヌ3RS サスペンション修理


メガーヌ3RSとルーテシア3RSのサスペンション構造は酷似していまして、当社では度々施工しているダブルアクスル・ストラットの修理が、メガーヌ3RSでも同様に可能です。使用部品が同じなのですね。メガーヌ2RSは構造と部品が少し異なる為に補修部品としての修理が難しい事が現状です。

今回、ダブルアクスル・ストラットの修理を行うメガーヌ3RSは、先日夏季休暇直前に滑り込みで完成させて頂いたお車です。足廻りの修理だけを残しての納車とさせて頂いていました。

今回のサスペンション不具合は左右共に発生していた為、必要箇所を分解します。左右のアクスルをごっそりと取り外した後はプレスや、ポートパワーを使って組替えていきます。


プレスを使う場合も、ポートパワーの場合も、あると助かるのが押し出すために必要なアダプターです。昔は廃材で使えそうなサイズを豊富にストックして使っていましたが、そうすると適正管理が出来ないのですよね。廃材なので、存在感に対する重要度の認識が薄れるのです。最近は各サイズ様々なアダプタをしっかりと適正管理の下で作業が行えており実に快適です。

画像に残し忘れましたが、今回はアッパー側のボールジョイントの組替えも行っています。分解工程で不具合が見つかり、ストック部品の残り1つに救われました。また発注しておかないと。


ロワ側は予定通りの想定作業で、組替え後は半分解状態で各部の防錆処理を行い、組み上げていきます。

あとは4輪アライメントの作業と、ボディコーティングを専門業者さんに依頼し、週末の納車を予定しています。

余談ですが、コーティングのリンクページ内で赤色のジュリアクーペのコーティングについて触れていますが、こちらのジュリアは現在当社の別棟秘蔵ガレージ内にて保管中の在庫車です。気になる方はお問い合わせ下さい。

Written by Hashimoto

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