とても綺麗なルーテシア3RS
足廻りの不具合の修理


ご新規様のルーテシア3RSの整備を行っています。こちらの車のお客様は、当社にご来店を頂く同型車にお乗りの方々の中ではおそらく最も年齢の若い方です。20代前半と伺っています。こんなにお若い方がこの車に興味が有り、楽しんでお乗りである事に、とても嬉しい気持ちになりました。
しかも驚く位に綺麗な車で、コンディションもバツグンという事にも感心します。

ご予算に合せてお勧めの整備内容と、現在の不具合箇所の改善を行います。
距離は少ない車ですが、サスペンションの一部には不具合が見つかりました。定番のダブルアクスル・ストラットの下側のジョイントのガタつきです。

オーリンズ製のダンパーが組まれています。とてもマイルドで乗り心地の良いサスペンションだと思います。

必要箇所を分解し、組替え作業を行います。ドライブシャフトの勘合がキツく、抜くのに少し難航しましたが無事に取り外せました。

組替える部品はココですね。装着角度が下向きと言う事もあり、グリスが下がってしまい、それにより摩耗が進行しガタつきに繋がってきます。



組替え完了です。この作業は、入庫車両の数に対して結構な割合で施工しています。

この後、各部を組み戻し、この後に控える4輪アライメントの前にステアリングラックの増し締めを行いました。

この場所は、結構な確率で締め甲斐を感じる場所です。初めてお預かりする車ならば、大抵は少し緩んでいます。ココが緩むと最終的に音の発生に繋がったりもするので、定期的な増し締めが必要です。

引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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