ツインエアーデュアロジック クラッチなどの整備進行中
エンジン不始動からのレッカー引き取りから始まり、スチーム洗浄で基礎環境を整え終えたツインエアーです。
予定通り、デュアロジック及びクラッチ系統を進めています。色々とありましたので3日間程進行出来ていませんでしたが。きっちりと進めています。
この車、入庫時から物凄くミッションの調子が悪い車でして。リバースギヤでは必ずガリっと音が出て、前進時もクラッチ操作がものすごく下品..。致命的な状態でした。
それもそのはず。クラッチが距離のわりに物凄く消耗しています。
ダイヤフラム中央部は、レリーズベアリングに痛めつけられた痕跡ががっつりと残っています。
クラッチが減っているので、ダイヤフラムも立った状態です。アクチュエータは相当大変だったことが予想できます。
クラッチレリーズ・フォーク廻りは、グリスは枯渇し、汚れが蓄積している為単体操作のフィールイングがとても良くない。何も良い事がありませんでした。
しっかりと生き返らせます。
このチンクは、女性オーナーでして。しかも免許を採ってから初めてご自身で購入された車という事でした。最初の1台のスタートラインが良く無かったのが残念ですが、これでチンクを嫌いになるのではなく、メンテナンスを行い復活させる方針に固まりましたので、今やるべき事をしっかりと選別し、メンテナンスメニューをご提案しました。
Written by Hashimoto