新車登録間もない500Xの乗出し整備

国内ディーラー未導入、Fiat500X CROSS 1.0L FIREFLYエンジン搭載、左ハンドルマニアル車です。始めて体感する3気筒1.0リッター過給器付きエンジンは、大柄のボディでもグイグイ走ります。

新車乗りだしの為のお勧め整備をご依頼頂きました。

今回のメニュー内容は以下となります。

・ 充電廻り整備(ステージⅠメンテナンス)

・各油脂類エレメント、エンジン冷却水交換

・ブレーキ、クラッチオイル交換

・SessAブレーキパッド交換作業

・SDLテスト診断、4輪アライメント点検調整

・その他のお勧め作業

 

4輪アライメント調整前にSDLテスト診断施工・タイヤエアー窒素ガス+MFA充填を行います。

アライメント台に載せ、早々の測定、悪くない数値ですが、マルチリンクの各サスペションブッシュのストレスフリーを行うと
数値は一転、とんでもない所へ数値が変化しました。それぞれのブッシュにストレスが潜んでいた様です。

リヤのトータルトーも変わりましたが、リヤのスラストアングルが大きく変化しています。当然リヤが変化した為、フロントトーも変化しステアリングセンターもズレてきます。

各部のアームブッシュのストレスフリーが行われた所でアライメント調整をスタートします。左右キャンバー差を調整、落ち着いた足廻りに納めます。

本来ヨーロッパの右側通行を行う、左ハンドルの車両ですが、日本の左側通行の道路でも安心して走行して頂けます。

 

 

 

関連記事