工場通信

アルファ156 JTSの燃料ポンプ交換


ガソリン臭さが極まりないのは、燃料ポンプ本体からのガソリン漏れです。147/156/GT全車共通の定番トラブルです。

ポンプへのアクセスには、リヤシートを一式取り外す必要があり、トランクルーム側も一部を分解して作業を行います。


ここまで分解を行い、ようやく燃料ポンプの顔が確認出来ます。

水浸し。。。では無くこれが漏れた燃料です。恐ろしいですよね。

この形状の燃料ポンプは、中央部より燃料が沸き上がってくる様な漏れ方をするのが定番です。
今回のケースは末期なレベルに漏れてきています。ここまで漏れると、燃費が悪化するくらいの量が出てきていると思います。

そして今回交換する燃料ポンプと、それを固定するロックリングとガスケットです。

組付け後は、燃料タンクに満タン給油を行います。上手く組付けが出来ていないとその状態で漏れることがありますので。

シートを外した下側を綺麗に仕上げて組付けます。

まだまだ色々と作業を残していますが、順次進めて行きます。

Written by Hashimoto

関連記事

工場通信　トップへ戻る