電気を整備し、目で見て判る成果を出す!

毎度おなじみ 電気の整備屋です

クルマって、ガソリン入れとれば動くそんな風にお考えの方が少なくないはず

よ〜く考えてみてください
ガソリンは満タンでも、バッテリがダメならエンジン始動しませんね
ほら、電気って大事でしょ

いよいよ、猛暑続きの夏がやってきました
例年の傾向として、35度を越す猛暑が続くと、クルマの電装品がご臨終するケースが
多発しています

どんなところが
パワーウィンドのモーター付近(窓の上下が不可能になります)
燃料ポンプ(ガソリンを供給しなくなります)
電動ファン(オーバーヒートします)
オルタネータ(発電しなくなります)
機械的冷却系等(電気ではありませんが水漏れやサーモスタットなどによるオーバーヒート)
バッテリー(温度上昇に伴うエアコン作動率過多により突然死します)

出先や、長距離走行中にこんな事起きたらめんどくさいです
電気系統部品のトラブルは、不安定な電圧供給状態によっても発生するリスクは高くなります

上記に挙げた電気系統トラブルの中で、バッテリーとオルタネータに関しては間違いなく
事前の電気系統整備により長寿命化する事は可能なのですね

どういった内容かと言いますと
当社のスタンダード整備でもある ステージ1メンテナンス です
過去の記事ではフル施工メニューを取り上げています。

今回の施工車輌では、ステージ1Light(ライト)を施工しました。
フル施工と ライトの違いは??
ライト施工=電気の流れの基本を正すことで電圧安定化に的を絞った内容です
フル施工=ライト施工の効果に加えて車をとりまく帯電を除去し、
       静電気除去・流れる気体の清流効果が望めます

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例のごとく粗悪品のバッテリーターミナルです
特にこの内側から見た様子がひどいです
接触面積が少なすぎる点状に変色している箇所が、バッテリポストに対して
接触していた箇所です。
これでは電気の流れの妨げになって当然です

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ですから、信頼性の高い国産品のターミナルに変更します
このバッテリターミナルは、輸入車のバッテリーポストの規格形状に合わせ内面を
鏡面仕上げした製品です。
バッテリポストをしっかりと包み込み、締め付ける事の出来る永年の愛用品です

電気にとってのスタート地点であり、ゴールでもありますので、
この箇所をあなどるわけにはいきません

マイナス側は適切な箇所にアースケーブルを引きなおしてあります。
プラス側は、オルタネータからの電圧をダイレクトにバッテリへ供給出来る様に接続しています。

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プラス側に関しては、形状が厄介なのです。マイナス側の様な形状であれば問題hはありません。ところがプラス側の場合、数本のケーブルを集約していたり、フューズが入っていたりとする為、ご自慢のターミナルはすんなりとは付きませんちょとした工夫と加工によりターミナル交換をしているのですよ
これは最近の車に多く見られるケースでかから当社では施工が可能です

IMG_0003ここまでの作業で電気の流れの基本を
正すことができました
結果はレポートを見れば一目瞭然
目では見れない電気の流れを目で見て判る
結果をご提示しています
毛細血管の様に張り巡らされた配線に
きっちりと電圧供給をする事が可能になりました。

電気の流れが良くなるとどういうメリットがあるのか?

車をとりまく全てにおいて、良い方向につながります

バッテリに常に良い電圧が充電されますから、バッテリが長持ちします

電気を沢山使用した状況(ヘッドライト・エアコン・その他電装全般)において
オルタネータが楽に補充電を出来る様になる為、発電機本体の負荷が減り長持ちします

目で見てわかる電気部品(ヘッドライトの光量など)の仕事量に違いが出ます

耳で聞ける電気部品(電動ファンやブロワモータ・カーステレオの音)の仕事っぷりに変化を感じれます

もちろん、スパークプラグに飛ぶ火花も強くなりますから、走りにも違いがでます

電子制御オートマチックやセレスピード・デュアロジックなどの制御電圧が安定する事により
トラブルの未然防止につながります

と、長ったらしくご説明をさせて頂きましたが、まだまだ電気の重要性についてお話したい程です

何はともあれ、ステージ1 ベーシックメンテナンスを施工しましょう

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