トランスミッションを降ろし軽量フライホールの組み換えなど
まずは動力伝達装置より開始をする事になった106です。
軽量フライホイールを交えて、消耗品の交換を行っていきます。
106のトランスミッションは現代の車に比べると作業性が良いです。
永年の使用で、オイル漏れやフェーシングダストの汚れの目立つトランスミッションです。
消耗品も多く交換できるベストタイミングと言えます。
フライホイールの重量測定も行いました。
ノーマルフライホイール:5.6キロ
当社オリジナルフライホイール:3.7キロ
106のエンジン性能をきっちりと引き出す逸品です。
クラッチ交換に必要な消耗品が全て付属され、お値段は¥89.000- 税抜き です。もちろんフライホイールも込みです。
クランクシャフトシールからはオイル滲みが発生していました。
品番変更された最新型のシールに交換です。
実はコレ、現代の1.6THPシリーズに採用されているクランクシールと同じなのです。
106のミッションオイルの漏れの大半はこのセレクタレバーシールです。
ロックピンの交換も行う事で、ガタツキが無くなり操作時のフィーリングが向上します。
Written by Hashimoto