HIDによる危険な状況を発見しました


本日、初診点検でご来店頂いたのはフィアット500Sのお客様です。お車を購入されたばかりと言う事で、点検作業のご依頼を頂きました。
ご購入される前から当社にご来店を頂き、中古車購入に関するアドバイスもさせて頂いておりまして、ようやくお気に入りの1台が見つかった様です。
走行距離は2万キロ台とまだ少なく、コンディションの良いお車でした。

点検作業で気になったのが、ツインエアーに後付けのHIDが装着されていた為、点灯状態を確認しておこうと思いチェックしてみるとエライ事が発覚しました。
文章説明よりも、動画をご覧頂くのが最適かと思います。

いかがでしょう。おわかり頂けましたか。
そう、HIDの高電圧配線から外部へとリークしてしまっています。
HIDの点灯方式は、スパークプラグに火花を飛ばすことに似た状況で有るため、配線や端子に不具合を生じるとご覧の様な状況になってしまいます。
もしも、この状況で燃料漏れを起こしたら。。。と思うと怖すぎます。

HIDのシステムを取り扱う際、診断テスタからの注意文章が表示されます。

取り扱いには、最新の注意と、危険回避の情報を意味します。

アフターパーツで何方でも購入と、取付が出来る部品ですが、取り扱いには専門的な知識と確実な取付処理が必要で有る事が理解出来ます。
皆様もご注意下さい。

Written by Hashimoto

関連記事