ノイズって何?何がノイズを発するのか?
ノイズ、何でしょうね?
スピーカーから聞こえる雑音もノイズです。
基本的にその言葉は、良い意味で使われる事はありません。
今回は、車のエンジンルーム内で発生するノイズについて考えてみましょう。
ノイズを肉眼で確認する事はできませんから、オシロスコープを使ってチェックします。
テスト車はアルファロメオ147ツインスパークです。
MSAを装着した車両です。
画面は、ノイズを拾っていない時のオシロスコープ画面です。
さて、どこにどんなノイズが発生しているのでしょうか?
プローブ先端をイグニッションコイルに接触させた際のグラフです。
画面に表示されているのが、コイルから発せられるノイズです。
これはどんな車にも発生しています。
しかしながら、これで悪影響を及ぼすことは殆んどありません。
プローブ先端をコイルからは離して測定しても、やはりノイズは拾います。
コイルの発生するノイズレベルはやはり大きいですね。
インジェクタノズルも微量にノイズを拾います。
こんな物もノイズ発生の原因部品なのですね。
何となく気になったので見てみました。
MSAの箱です。
点火回数増火装置ですので、なんとなくそんな疑問を抱く方もいらっしゃるのでは?と思いまして。
ご覧の通り、ノイズは全く発していません。 V-UP16も同じです。
つまり、車両ECU制御にノイズからくる悪影響を与えるのでは?という不安要素はございません。
以上、ちょっとしたご報告でした。