20万キロ越えの156JTS こんな事も起きるのですね
まさかの事態がおきていました。
お客様からのSOSにて、福井県までレッカー引取りに行ってきました。
通常ならば福井県までのレッカー引取り費用は...大きな金額となります。
幸運にもお客様の加入されていた任意保険のレッカー特約が、当社提携の内容と合致した為
お客様のご負担が無料に加えて 当社の登録しているレンタカー もご利用頂く事ができました。
皆様も今一度、任意保険の特約内容をご確認下さい。
さて、今回のトラブルは え?!な内容です。
症状は、パワステが効かず、発電せず...といった内容。
補助ドライブベルトが切れたかな~?と思っていたら大間違い!
もう外してしまいましたが、問題が発生したのはこの箇所です。
クローズアップしましょう。
ポッキリ!
補助ドライブベルトのアイドラベアリングの取り付けられている部分が、金属疲労でしょうか?折れています。
20万キロという走行距離は、こんな事も起こり得るのですね。恐ろしい!
ついでなので、発電機(オルタネータ)も同時に交換します。
大分前に、レギュレータの交換は行っているのですが、オルタネータの交換作業もラクではありません。
今回の様に分解したついでに交換できるのであれば迷わず交換しましょう。
どの程度の傷みが生じているかをチェックするのも大切です。
この156にはBOSCH製が装着されていました。
リペアパーツが一部のみの供給です。
アッセンブリー交換は高価になるかな?と思いながらも、部品金額を調べると、
なんと新品が5万円台で購入できる様になっています。
10万越えを想像していましたが、思いの外安価で安心です。
走行距離の増えた147・156にお乗りの皆さん、今が換え時かもしれませんよ。
レギュレタ本体は部品交換が出来ても。レギュレタの当たる回転部もかなり消耗しています。
しかもベアリングもすごく悪いので、やっぱり本体ごと交換が理想的です。
この部分、エンジンの揺れ止めブッシュです。
ここも劣化します。でも、交換しづらい箇所なのです。
以前から使用している強化ブッシュに組み替えます。
ここのブッシュ、皆さんは交換された事ありますか?
アクセルON・OFFによる不快な揺れを抑え、快適に走れます。
156・147の整備依頼、本当に増えています。
しっかり手を掛ける事で、ちゃんと応えてくれる良い車ですから、買い替えの前にリフレッシュ整備も
考えてみませんか?
ご相談お待ちしています。