ツインエアーにお勧めパーツその③ V-UP16の取付

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今回のV-UP16の取付で、この装置の素晴らしさを改めて実感しました。

点火の強化は、内燃機関の性能向上には大きく貢献します。
V-UP16は、混合気の燃焼に力強さを与えることで、表に出れなかった力を引き出す
パーツとも言えます。

今回の取付で実感したのは、今回の取付を行った車両のこれまでのパーツチョイスによる
トルクの低下を驚くほどにリカバリーした点です。
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エンジンルームに確認出来ますが、ダイレクトタイプのエアインテークシステムが装着済
でした。ダイレクトタイプのメリットは沢山の空気を吸う事が可能であること。
ですが、その性能を100%使い切るにはECUのリマッピングを行い、空燃費を最適化する
事が理想的とも言えます。

お客様より、トルクが薄くもう少し出足の瞬発力を上げたいというご相談を頂いていました。
試運転をしてみて思うのが、言われる通りで確かに低回転のパンチが足りないです。

底上げをするには、V-UP16が効果的と瞬時に思いました。

イグニッションコイルの電源線に、本体からの配線を接続し、取付を行います。
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点火系統のチューニングに不可欠なのが、スパークプラグの診断です。
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消耗は無いか、ギャップは適正化か、リークをした痕跡が無いか、使用期間が長くないか。
各部をチェックします。

目視だけでは無く、加圧状態での火花試験も行いました。
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向かって左側は、取り外したスパークプラグによる火花試験の模様です。
ほのかに青い火花が飛んでいるのがわかります。

普段の火花試験の状態と比較すると、少し元気が足りません。

スパークプラグを交換するのですが、せっかく点火チューニングを行うので
より一層効果的な結果を得たいと思い、新品プラグの調整を行いました。
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火花ギャップの調整を行います。
火花ギャップの調整でどんな効果が出てくるのか?

先程の加圧試験で説明します。
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①新品プラグのギャップ調整後の火花です。

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②新品プラグのギャップ調整前の火花です。

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③新品プラグのギャップ調整後の火花です。

①と③が僅かですが、発光量が強いですね。
②も良い火花ですが、ギャップ補正によりさらに良くなることが分かりました。

V-UP16と合わさり、エンジン内部で素晴らしい火花が飛んでいる事が想像できます。

地味な作業ですが、車を良くするってこういう事の積み重ねだと思っています。

取付後の試運転では、低回転の力が驚くほど増し、施工前の物足りなさを拭う事に
成功しています。
きっと、お客様にもご満足頂ける結果をご提供出来たと思います。

Written by Hashimoto

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