4気筒独立コイル用MSA適合に訂正です

先日お知らせしました、4chMSAの適合車種に訂正が必要な事が判明しました。
該当する車種の方は、嬉しい報告かもしれません。

訂正の必要な車種は、ルノー 独立コイル4気筒エンジンについてです。
CIMG8931
4chMSAが登場!の記事をご覧になられ、投稿の翌日に取り付け依頼のご連絡をいただきました。
まずは適合の可否を調査させて頂くという事でお預かりをさせて頂き、チェックしてみると以外な事実が。

CIMG8899 CIMG8898
V-UP16と、クワッドリードレデューサは装着済みのメガーヌ2RSです。
それぞれの効果に好感を持って頂けていまして、そうなるとMSAも気になるのですね。ありがとうございます。
早速点火信号線をオシロスコープでチェックします。

CIMG8901
と、その前に配線図のチェックを行います。
ルノーエンジン・4気筒・独立コイルはV-UP16の取付け時も少し考えなくてはいけない配列になっています。
そう思って調べてみると、予想は的中。
なんと、コイルが4本装着されているにもかかわらず、MSAは4chではなく 2chでOK.という事実。

CIMG8902
点火信号線を確認し、取付け作業を行います。
コイルにイグナイタの内蔵されていないタイプですから、当社の欧州車用MSAは取り付け可能である事が判明しました。

CIMG8923 CIMG8924
メガーヌ2RSの点火信号線は、人差し指と中指の上を通る配線でした。
小指の上を通る配線は、コイルへの電源供給線です。
ECUから出力される点火信号は、この2本という事になります。
MSAはこの2本の配線へ結線を行います。 V-UP16の場合は白色の電源線に結線します。

CIMG8928

取付け後のマルチスパークを確認。
3800回転まではご覧の通り、5回スパークします。それ以降は3回のスパークに切り替わります。

作動確認も、試運転テストも行ない、フィーリングの良さに驚いています。
ターボが効けば鋭く加速するのはもちろんのこと、やはりその手前の力が非常に強くなっています。
結果として、乗りやすく・踏めば暴れる そんな豪快なメガーヌに仕上がりました。

ルノー:クリオ3RS メガーヌ2(All Model)&3(All Model)・TWINGO 2 RS・カングー1&2(DOHC搭載車輌)
上記の車種は 2chMSA ¥54000-が適合します。

 

関連記事