フィアット ムルティプラ リフレッシュ作業の開始です。PART.4
毎日順調に作業を進めています。フルリフレッシュのムルティプラです。
本日は、補記類廻りの整備を進めています。
セルモータ・エアコンコンプレッサ・フューエルインジェクタなどです。
インテークマニホールドは、アルミ肌の酸化によりカサカサ粉吹き状態でした。
打ち合わせにご来店のお客様が、マニホールドの外観をなんとなく気にされているのを察知しました。
インジェクタノズルを外す作業もありましたし、補記類が無ければマニホールドの取り外しは容易に行えます。
っという訳で、キレイにしておきました。
素材感を大事にした仕上げです。
インジェクタノズルは、ASNUテスタを用いて噴霧パターンの点検・噴射量の測定・超音波洗浄を行います。
取付角度とのバランスを考えての、超斜め噴射でした。真っ直ぐ噴射するノズルをいつも見ていると、一見すると異常があるように見えてしまします。
が、これがムルティプラでは正常です。
マニホールドが外れている時に、インテークバルブ付近も点検です。
この後、カーボンクリーニングの施工も控えていますが、クリーニング作業でキレイになりそうな見た目です。
ムルティプラのインテークポートの形状はなかなか良いです。中央分離帯の細さが吸気抵抗低減を狙った感じが見受けられます。
さすがイタリアンです。
サーモスタット・セルモータ・エアコンコンプレッサの交換です。
コンプレッサは、無給油状態で届きますので、PAGオイルを測りながら注入します。
明日は、ブレーキ系統やサスペンション系統に着手します。
引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto