プジョー&シトロエン 1.6THP用 MSA テスト進行中
お知らせしていない事があります。
実は、MSA(マルチスパークアンプ)の1.6THP用も水面下で進行中です。
ツイントップさんにて、当社のデモカーDS5にてデータ採りをしてもらっていました。
当社での実走テストを行ない、その後はお客様にテストをしていただいています。
テスト車輌はプジョー208GTIです。快くご協力を頂き、ありがとうございます。
V-UP16やレデューサ・ターボパイプとテンコ盛りな1台です。
V-UP16は、コイルの1次側プラスへの配線加工を行いますが、MSAは点火信号線 マイナス側へ結線します。
バッテリの上へ置いたケースが、試作品の製品です。
この1.6THP、アイドリング時はマルチスパークしているのですね。
直噴エンジンにはつきものな、不完全燃焼を対策すべく標準でもマルチスパークなのです。
ですが、MSAは更に上をいきます。
3800回転までは 5回スパーク それ以上の回転数は3回スパークでプログラムしました。
テスト結果がOKであれば、こちらの製品も商品化となります。
少し乗った印象は、2速発信が容易に出来ました。
つまり、低回転時のトルクが増大しているのでしょう。
1速で従来どおりの発信を試みると、エンジン回転が鋭く立ち上がる為、直ぐにターボ領域へと繋がり
アクセルを緩める、といった瞬発力に。