TWINGO3 にレデューサの取り付け
ルノー・トゥインゴ3にレデューサの取り付けを行います。この車種へのレデューサの取り付けはお問い合わせ件数が多いです。なのですが、取り付け方法が難しく今のところキット販売は考えておりません。
過去に当社で取付を行った方法とは異なる取り付け方を実践します。
今回は2箇所からブローバイガスを抜き、それらを1個のクワッドレデューサにまとめます。
1箇所は、エンジンカムシャフトカバーですが、もう1箇所はカムカバーとインマニの間から。
ココですね。狭いんですココ。作業性ワルし!
標準で2箇所というのはきちんと意味がありまして。簡単に言うと、ターボ作動時の排出口と非作動時の排出口に分かれます。役割が分けられているのです。一方はインマニに掛かる負圧で強制吸引しています。でも、加給が掛かるとバルブが閉じてそこからは排出できなくなり、カムカバー側からブローバイ圧任せで自然排出となります。詳しくは直接お問い合わせください。
配管はこんな感じ。
これらが、レデューサにこの様に入力されます。
2in1です。レデューサから排出された先の繋ぐところが狭くて意外に大変です。
画像に残すのが大変な位に狭くて下の方です。
全体の見た目としてはこの様な仕上がりになります。
レデューサ本体のボディ形状はボディサイドより直角に排出するタイプを使用しています。レイアウトの都合や、スペース的な都合により使い分けています。
レデューサの効き具合は、非常に良く分かる違いを感じれます。小排気量で低回転のトルク感が薄いエンジンですが、全体的に厚みを増し、尚且つ軽快に回ってくれます。
当社での取り付けであれば承ることが可能です。ご相談ください。
Written by Hashimoto