空調不良の車両が続いてます。
猛暑真っ盛りの中、PEUGEOT206とALFA GIULIETTAがエアコンが効かない為、入庫しています。プジョー206はコンプレッサー圧縮不良の為、コンプレッサーとレシバータンクを交換します。
プジョー206のコンプレッサーは、装着前にオイルをSessA PAGオイルにて適正量に入替え装着します。
ガス漏れ予防の為、バルブコアもしときましょう。
GIULIETTAは、ECUテスターにて現状を確認すると、室内温度が、33.5℃ですが、エバポレーターのセンサーがマイナス1.8℃を示してます。本来の機能ではあり得ません。
こんな時、役に立つお手製の可変抵抗器にて温度を操作するとコンプレッサーが正常作動を始めます
全てが作動し始め、高圧プレッシャーが、14.7barに上昇、コンプレッサーの機能は良好です。
エバポレーターセンサーが正常で無い様です。手持ちに部品が無い為、エバポレーター温度がプラス6℃程になる様、固定抵抗を製作、疑似信号にてエアコンを効かせます。
今回の不調は、複数のトラブルが潜んでいそうですので、十分に様子を診ます。GIULIETTAは、以前にもこんなトラブルが有りました。
ACS機器による、ガス量も適正化して、一端納車とさせて頂きます。後日、改めて部品交換を行いましょう。