ブレーキジャダーのtwingo整備
大切に乗られているtwingoは、ブレーキ不具合の整備を行いました。以前にもブレーキローターの歪みが有り、ローター交換を行っておりますが、今回もSDLテストにてローターの歪みが確認されました。
ブレーキ踏力を弱めに掛けた際、緑のラインがジグザグしてます。ブレーキローターのこの歪みが、制動時のブレーキジャダーの原因となります。片側のみの歪みの原因は、熱歪みが考えにくくホイールハブの軸受け(ハブベアリング)の不良などで均一にブレーキパッドがローターに当たらない事も考えられます。旧い車ですので、軸受けの状態も決して良い物では有りません。今回は、ハブベアリングを交換することにします。
ブレーキローターは、最小厚みまで十分な余裕が有るため、研磨を行います。研磨中の画像でも研磨機の歯が接触する部分とそうで無い所が見てとれます。
ブレーキテストの違いは歴然!! ブレーキのジャダーは、車の速度が増すごとに危険です。これで安心してブレーキが踏めます。
ブレーキローターの歪みは、ハブベアリングの圧入されたナックルやキャリパーブラケットの変形なども原因に考えられます。今回はベアリング交換を行いましたが、今後の状況を観察させて頂きます。