工場通信

パンダ4×4ディーゼルの車検整備

車検でお預かり中のパンダ4×4の車検整備を行っています。

右ハンドルであり一見すると普通のパンダ4×4ですがこちらの車両は1.3マルチジェットディーゼルエンジンを搭載した並行輸入車です。

当社にて新車で販売し現在は2オーナー目の方の手に渡り大事に乗られています。

スチーム洗車の為にジャッキアップしタイヤを外したついでにブレーキパッドの残量をチェックです。

新車時に交換したSessAの低ダストパッドですが8万キロ走行した現在でもしっかりと残っています。

エンジンルームに始まり下回りもスチーム洗浄機、洗剤、スポンジを使いしっかりと汚れを落とします。

スチーム洗車が終われば油脂やフィルター類の交換です

エンジオイルとオイルエレメントの交換に始まり

ミッションオイルの交換。

ドレンボルトのマグネットに付いた鉄粉もしっかり取り除いて再シールして組付けます。

そしてこちらの車両4輪駆動ですので

トランスファーオイルや

リヤのデフオイルも交換します。

続いてはエンジンルームのフィルター類の交換に移りエアクリーナエレメントの交換や

燃料フィルターの交換

燃料フィルターの陰に隠れるように取り付けられたレデューサーの状態も点検です。

リードバルブも問題無く洗浄し組付けしました。

クーラントチェンジャーを使い冷却水も交換したら

ＡＣＳのエアコンメンテナンスと

汚れたエアコンフィルターを交換すればルーティーンメンテナンスの完了です

保安装備の確認やテスターを使ったフォルトチェックなどを行えば車検に向かうことが出来そうです。