グランデプントアバルト エッセエッセ シャーシダイナモ測定からスタートです
昨日のメーガーヌ2RSに引き続き、シャーシダイナモ計測の開始です。
これまでに複数の箇所に手を入れてきたグラプンだけに、ブースト立ち上がり後の吹け上がりの豪快な事!1400ccとは思えぬ鋭さと、パワー感に驚きです。
その後、カーボンクリーニングの機材を接続し、作業を開始します。
デリバリー・リターンのある燃料回路ですので、車両ポンプの停止では無く、バイパスしてリターンに戻します。
排気量別に規定量を定める液剤が、無くなるまでアイドリングで燃焼。洗浄作業を続けます。所要時間は約1時間強です。
作業終了後、フューエルインジェクターを取り外し、超音波洗浄へと移ります。
超音波洗浄作業は、超音波の発生する液剤を入れたバスタブ内にノズルをセットし、様々なパルス信号でノズルを作動させます。超音波の持つ音波周期と、ノズル開閉パルスによる作動周期のバランスにより、ノズル内部の汚れがノズル上方に上がってきます。所要時間は約20分ほどです。
インジェクターレールを取り外した際に気になったのが、プレッシャレギュレータに繋がるバキューム配管のひび割れでした。
表面上のひび割れですので、エアー吸いは発生していません。トラブル発生の前に気付けて良かったです。
引き続き作業を進めます。