プジョー3008エアコンの修理
一気にエアコンの必要な季節が到来です。先日の日曜日あたりから、皆様もエアコンのスイッチを今年初めて押したのでは無いですか?
押してはみたものの、ぇ…?冷気出ない…?って方居ませんか?
家族を乗せてたりすると、車内の暑さと裏腹に青冷めて背筋が凍ります。
そうなる前にちゃんと効き具合を点検しておきましょうね。
3008は今年初のエアコンが効かず…で修理を始めました。
エアコンガスは問題なく、全く抜けておらず、効く環境はバッチリなはず。
コンプレッサーも問題なく動いている。
エンジン始動後暫くは冷気は出る。
何々?ちょっと厄介〜?
エンジン冷却装置の司令塔、サーモスタットです。
なんで?ってなりますが、1.6ターボのエアコン制御にはサーモスタットが切っても切れぬ関係にあります。
そもそもサーモスタットが機械式ではなく、電子制御式なのです。
その制御はエンジンに対してと、エアコンシステムに対して通信しています。
つまり、ここの作動がイマイチですとエアコンにまで支障をきたすのです。
エアコンコンプレッサーをどの程度仕事させるか?をコントロールするのがサーモスタットからの数値でもあるため、サーモスタットが正常に働いていないと、エアコンが効かなくなります。
各部の組み替え後は、正常に作動しました。
しかも、運転席は冷えるが、助手席は冷えないという問題も発生していたものの、そのトラブルも同時に解決できました。
夏のエアコン整備は夏の前に解決しておきましょう!