プジョー308ブレーキがやばいです!!
各部メンテナンスでお預かり中の308のブレーキがとても危険な状態になっていました。
覗いてみてもブレーキパッドの残量が全くありません。
1ミリを切る厚さまで消耗していました。
当然ブレーキローターも消耗し、縁には大きな段差が出来ていましたのでパッドとローターセットで新品交換させていただきます。
新品のブレーキパッドとの厚さの比較。
よくぞここまで使い切ったと言えるレベルです。
なんとかもってギリギリセーフだね、なんて思ってはいけません。
これだけパッドが消耗しているという事は、ブレーキピストンも大きく出た状態となり制動がかかった際にピストンに変な力が加わりピストン自体を痛める危険性や、薄いパッドではブレーキをかけた際に発生する熱がキャリパーに伝わりやすくなり、熱害にてキャリパーシールを傷める危険性も高まります。
まだ数ミリ残っているのに勿体ない、と言う考えはとても危険です。
なので余裕をもった交換をおすすめしています。
フローティング部の点検&清掃です、右が清掃前で左が清掃後、段付き消耗なども無く問題ありません。
しっかりとグリスアップして組み付けます。
交換完了。
本来の姿に戻りました、これで安心して整備をすすめていけます。