アバルト グランデプント エヴォ 軽量フライホイールの作業進行中
車検作業と合わせて様々な作業が進行中のアバルト グランデプントevo.です。
今回の主たる施工内容は以下の様な内容です。
*クラッチの交換作業
+合わせて軽量フライホイールの取り付け
+合わせてクラッチ油圧系統の消耗品交換
*サスペンションのリニューアル作業
+合わせてロワアームブッシュの強化
(リンク先はFIAT500用ですが、グラプンとミト用も設定あります)
+BILSTEIN B14をリセッティングして組み付け
+スフェリカルアッパーの組み付け
*エンジンマウント系統新調
*ドライブシャフトのメンテナンス
運動性能向上に軸を置いた作業内容となります。
パキパキ動くワタシですので、超集中モードの時は画像少なめです。
ここまで来ると、ほっと一息ついてカメラに手が伸びます。
フライホイールは、最近主流のデュアルマスフライホイール。。
エグイ位にガッタガタと動いてます~!
ここがこれだけ動くと、ココに繋がるクラッチディスクを介してトランスミッション側にもおかしな動きが
伝達されるのでミッションの為にも良い事ではないです。
はっきり言います。
いつも言ってますが、デュアルマス構造なんていらないです。。
重いし壊れるし、良いとこを見つけることができません。
排除排除!
なのでやっぱりコレ!ソリッドタイプ軽量フライホール!
デュアルマスは片手で持てませんが、こちらは軽々持てます。
増し締めとマーキングを行います。
20Nm+50°で締めると、約52Nm.のトルクが掛かっているという意味です。
外したクラッチの消耗具合はなかなかでした。
ところによりペラペラです。
良いタイミングで交換できました。
クラッチのレリーズベアリングも非常に悪く、お疲れモードでした。
シャーシャーっと軽く回っています。
これはお疲れベアリングの回転模様です。
新品は、そんな回り方をしません。
むしろ重いんです。
これで良いのです。負荷や熱に耐ええるよう、車に装着するベアリングは重たいのです。
マスタシリンダも交換します。
。。。しますが。。。
この作業、キツイです。
はっきり言うならば、やりたくない作業です。
装着位置はこんなに入り組んでいて、ミッション無しじゃなければ非常に困難。
ミッション無しでも困難。。
室内側も施工しづらくて。。
オイルパンにつっかえ棒をしているので、リフトが降ろせません。
したがって、はしごに登ってアクロバット作業となります。
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連続作業時間は15分が限界です。
それ以上続けると、抜け出す力が無くなります。。。
クラッチ周りの組み付けを終え、復旧作業に入ります。
トランスミッションの洗浄とボルトホールの清掃・潤滑を搭載前に行います。
ガッツリと手を加えていますので、仕上がりが楽しみです!