アバルト500 スフェリカルアッパーマウントのメンテナンスの施工
アバルト兄弟やチンク兄弟を、元気に楽しく走らせるアイテムを、多数ご用意している
当社ですが、その中でも特に体感度の高い商品と言えば
「SessAスフェリカルアッパー」が思い浮かびます。
生産開始から既に4年以上の歳月が過ぎました。
スフェリカルアッパーという名称にしたのは、ピロアッパーと安直に呼びたく無かった
だけという単純な思いだったのです。
まあ、言ってみればピロアッパーに間違いありません。
そもそも、ピロアッパーマウントの中心部に組み込むベアリングの事を
スフェリカルボールベアリングと呼ぶ為、そこから派生させました。
今回、車検整備でお預かりしたアバルトには生産開始直後位に、当製品を
取り付けさせて頂いたのですが、長い年月様々な使用環境でご利用頂き、
ここにきてようやくスフェリカルベアリングにガタが発生した模様です。
このスフェリカルボールベアリングには、用途・仕様に様々な種類が存在します。
用途の誤った物を使用すると、数日でガタが生じます。
当社のスフェリカルアッパーに組み込まれるベアリングは、そこを最も吟味していますので
これだけの期間、異常を発生せずにご利用頂けた。っと自画自賛しています。
今回のお客様は、普段は奥様のアシとして働き、旦那様はラタンフェスタの上位常連ともなってきた方
ですので、その使い込まれ方は過酷で有るのは間違い無いのです。
仮にガタが発生してしまってもご安心下さい。
ちゃんとオーバーホールが可能です。
使い込まれたスフェリカルアッパー N-1
分解・清掃を行い、油圧プレスを使用して内部の組み替えを行います。
組み付け時には、スプリングセッティングに問題が無いかなども確認しながら
組み付けていきます。