ルーテシアやクリオのレブリミットについて、意外と知られていない事
先日、お客様との会話で改めて気づいたことをご紹介します。
ルーテシアRSや、クリオRSレブリミットについて。
これは2も3も同様です。
レブリミットが、なんかいつも変わる気がするとの事でした。
これは気のせいでは無く、事実です。
なぜなら、純正ECUの制御により、水温が完全暖気を完了するまではレブリミットを下げる
設定となっているからです。
正確な数値は覚えていませんが、確か水温が70数度付近までは6800回転で頭打ちとなり
80度以上くらいでは7600回転ほどまでレブリミットが上がる様に設定されています。
問題はここからです。
試しにお客様の車両を試運転したところ、なるほどっと思える状況を確認できました。
サーモスタット制御不良による、オーバークール現象が起きています。
アイドリング放置で90度まで水温を上げても、巡航速度で少し走るだけで
水温系の針が70度までみるみる下がります。
サーモスタットが開き放しですね。おそらく。
思わぬところで、お客様の車の不具合を見つけられて良かったです。
サーキットでのタイムに直結しそうな小話でした。
ルノースポールなお客様方、一度水温の安定感をご確認くださいね。