異音修理からのメガーヌ2 の2.0L用にレデューサを装着しました
新型車種ではありませんが、お客様のリクエストを頂きましたので、取り付け確認を行い
製品化しました。
今回は、ルノーメガーヌ2 2.0Lに対応したレデューサをキットとしてラインナップに追加します。
今回のレデューサ装着のひとつのきっかけとしましては、上記写真のパーツにあります。
この部品何だか分かりますか?
このエンジンのブローバイ還元装置です。内部にはダイアフラムが入っており、ブローバイガスを
インテークに戻す為のバルブです。
問題点は、エンジン始動後「フォア・フォア」とアヒルの鳴く様な音が発生します。
お客様は、この音が気になるから治せるなら治したい、音の修理に金額があまりかからなければ
レデューサも気になるから付けてみたい。との事でした。
音の発生箇所をトラブルシュートしていたところ、上記パーツから音が発生している事が判明しました。
2兎を追って2兎を得ました!
もちろん、部品を交換すれば音は止まります。(結構高いです。)
しかしレデューサ装着の場合、上記パーツは外しますから、音が治りレデューサも付きます。
さっそくどの様に配管するかを調査します。
作業性は場所が狭い事もあり、悪いです。
エアクリーナダクトや、その付近の配管類を移動し、レデューサをあてがいながら角度やホースを決定します。
なんとかクワッドリードを収める事ができました。
レデューサ本体からのリターンは、エアクリーナケースにM20の穴を開け、90°のニップルを取り付け
裏側から専用ナットで固定します。
各部の配管を行い、デフロスター加工を行なったらエアクリーナダクトを元通り組付けます。
デフロスター戻し口には、過去に製作した専用パーツを流用する事ができました。
ルノー2.0L NAエンジンの持つ心地よさが際立つ仕上がりとなりました。
特に、3速や4速での軽やかな伸びに違いを感じます。
また、エンジンアイドリング状態からの、踏み込みに対してもレスポンス良く反応してくれる。
そんな印象を受ける仕上がりです。
ルノー メガーヌ2 2.0L 用クワッドリードレデューサKIT ¥65200-
(デフロスター加工及びデフロスタ用パーツ込み)