CLIO3RS 軽量クランクプーリとタイベル を行います
先日作業を開始したクリオ3RSです。
タイミングベルトを交換します。
先程のフォーカスに続き、またしてもクランクプーリの位相ズレが生じていました。
排気量が大きめで、トルク・出力共に強めなエンジンは、この様な症状が発生しやすいです。
高価な純正品に交換しても、元に戻るだけで、楽しみ要素がありません。
でもクリオ用は当社オリジナルがあるので皆さんご安心を。
タイミングベルト交換用に、カムシャフト・クランクプーリを位置検出し、
それぞれの駆動プーリをロックします。
すべてのベアリングと、ウォータポンプを交換し、交換終了。
最後にクランクプーリを締め付けます。
オリジナルプーリは約900グラム
対して、純正品は約2キロなので、手に取るとその差は歴然!
また、当社のこれまでのオリジナルプーリのなかで、もっとも純正との差の大きな
商品ですので、交換後の体感度は最高に大きいです。
プーリ交換だけで、走り始めのエンジンが軽く回る事に驚かされます。
締め付けトルクと、ボルト交換も重要項目。
ボルトに覚書をし、デジタルトルクレンチで2度に分けた増し締めを行います。
デジタルトルク・アングルレンチの良いところ、それは角度締め後に何キロで締まったかが
表示されることです。
メカニックにとっては非常に重要なツールのひとつです。
右フェンダー内には、インナライナーが装着されるため、取り付け後は見えなくなります。