フォーカスRSのタイミングベルト交換は狭さとの戦いでした
先日点火系統のトラブル修理を行ったフォーカスですが、メイン作業はこちらでした。
タイミングベルトの交換を行います。
フォーカスRSは、当社での管理はこの1台のみですので、どんな作業に取り組むにあたっても
初の試みとなります。
一番の心配点は、なんと言ってもこの狭さ。
本来は、コンパクトハッチバックな車に、5気筒ターボを詰め込んでいますので、開発者さん達は
メンテナンス性のことはあまり考えていません。
若干ですが、デルタに通ずるものもあります。
クランクプーリは、今時らしくダンパー内蔵となっていますが、空転していました。
プーリーを取り外すのに、久しぶりにこのツールを用いました。
造りがしっかりしているため、力のかかり方が均一です。
スペースさえ問題が無ければ、確実に取り外せるプーラーです。
一番大変だったのが、ウォータポンプの取り外しです。
とにかく出てこない。。
何とか知恵の輪のように取り外しました。
各部を組み終え、エンジン始動と、クーラントの交換を行います。
ベルトにはVOLVOの文字が確認できます。