SessAブランドからPCD変換スペーサが登場です
当社のオリジナルブランド「SessA」新作のご案内です。
以前よりリリースしています、車種別専用ホイールスペーサーに、PCD変換機能を備えた
商品をラインナップに追加しました。
新商品の適合車種は...
FIAT・LANCIA・ALFAROMEO のイタリアン限定メニューとなりました。
なぜそこに?と思われる方もいらっしゃいますのでご説明を。
上記3ブランドのハブPCD(4穴モデル)は ご存知の98X4穴が標準の設定です。
まず第一に、選択できるホイールが少ない!
PCDが100になる事で、選択肢は広がります。
国産メーカーのアルミホイールも選べる様になります。
さらに、当社の主力アルミホイールメーカ イタリアOZのホイールを装着する場合は
スライドボルトと呼ばれる特殊ボルトを使用し、車輌へ取り付ける事になります。
スライドボルトとは、こういう事をする為のボルトです。
新たに装着するホイールのPCDが 100X4のボルトホールに対して、98X4の車輌へ
取り付ける場合、物理的には不可能なのですね。しかし、ボルトの座金部がスライドする事により
ボルト1本あたり、1mmずつ内側にずらす事で不可能を可能にするボルトというわけですね。
ホイールインセットがピッタリと狙い通り!という場合には今回のスペーサは不要となります。
しかし、モディファイの進行に合わせてホイールインセットを変更したいな..という時に壁に当たるのです。
ローダウンしたらホイールが内側に入ってしまって...という場合や、
ネガティブキャンバーを強めたらホイールが内側に入ってしまって...なんて事、ありますよね?
問題はここからです。
スライドボルトを使用している場合、インセット値を変更するとなると ロング・スライドボルトと専用スペーサが
必要になります。
しかし、設定としては「7mmロング」までの物が用意されているのみなのですね。
となると、7mmしか出せない..これじゃ理想の出面には足りない!
そこで今回のアイテムの出番です!
車輌ハブ側へ固定するボルトホールPCDは 98ミリ
新たに装着するホイールへのスタッドボルトPCDは100ミリ
スペーサ厚みは15ミリ
専用の60度テーパー低頭ボルトで車輌へ固定し、お好みのホイールナットでホイールを固定します。
スタッドボルトはM12X1.25がセットされています。
スペーサ側のハブ・センター外径は58ミリです。
デモカーイプシロンのリヤ側へ仮当てを行ないました。
リヤドラムへの装着の場合、ハブセンターの防水キャップを取り外し、スペーサ側にキャップを付け替えます。
PCD変換により、本来ならばスライドボルト固定をするPCD100のホイールをすんなりと装着できます。
今回のSessAスペーサは、従来のアルミ製では無く、スチール材「S45C」を使用し、
表面処理には レイデント と呼ばれる特殊処理を施しています。
そこへ取り付ける専用ボルトは、既製品では無く新規製作品を用意しました。
高精度・高剛性なスペーサの完成です。
SessA PCD変換スペーサ(ハブ固定用専用ボルト付き)
98→100 4穴 厚み15mm ¥27500-(税抜き)/2枚SET
(ホイールを固定するナットは付属しません)