ルーテシア3RS にBILSTEIN B14をファインチューンを施し取り付けです。
前に少しご紹介した、BILSTEIN B14について考えるを実行に移しました。
色々と測定を行っています。
ダンパー本体の伸びきった時の寸法
全てを縮めた時の寸法
付属スプリングの全長・スプリングレート
車輪重量に対してのバネレートの計算・予想推定車高
予想車高から察するダンパーストロークの許容値
などなどを調査した結果、ストックのまま使用するのでは無く
ちょっと修正をいれた方が面白い結果になりそうです。
アッパーマウントは純正では無く、ピロアッパーにしますので
アッパーシートとピロカラーが必要になってきます。
アッパーシートは、当社のオリジナル(スラストベアリング入り)を使用します。
構想をある程度煮詰めて、まずはリヤ側から着手します。
リヤは部品の変更は行わずに、ストック状態でまずは組み付けます。
上げ方向・下げ方向 どちらにも余裕を残した状態に調整を行い、組み付けました。
(これにより、フロントが下がりすぎ・上がりすぎの結果になっても対応可能とするためです。)
(そのためにまずはどの程度の車高にリヤが落ち着くか?を見ていきます。)
リヤ側は狙い通りな下がり具合に落ち着いてくれました。
色々と寸法をメモしています。
約30ミリのダウンです。
フロント側に移りましょう。
フロントは、アッパーマウントをピロアッパーにし、スプリングレートを
変更した直巻きバネへと変更し組み付ける予定です。
青色はBILSTEINに付属のスプリング
今回は使用しません。
ダークブルーのスプリングはハイパコ製のスプリング
そしてピロアッパーマウント
車両への組み付けを行う際に、追加の交換部品も出てきています。
ダブルアクスルストラットの中心部です。
この部分にガタが出ます。
画像をクリックすると、ガタの具合を確認できます。
このようなガタが発すると、ステアリングを大きく・低速で切り込んだ際に
ゴクッという音がでます。
組み付け後は、カバーで覆われる為、記念撮影です。
キャンバーアジャストの可能なアッパーマウントです。
着地させ、車高の確認です。
フロントは約10ミリダウンです。
気持ち的にはもう少し下げたい思いもありましたが、大体は狙い通りとします。
アライメントやSDLの仕上げを行い、来週中頃には完成予定です。
お待たせしていますお客様、もう少しお待ち下さい。