デュアルマスフライホイール→ソリッドフライホイールにコンバージョン ABARTH500
台数限定の告知を行い、ご予約を頂いた作業を行っています。
ABARTH 595 MTA 搭載車両に、当社オリジナルの軽量コンバージョンキットの組み付けです。
他社さんからの問い合わせで、MTAにも装着可能ですか?
っと聞かれても返答に困っていたのですが、これではっきりと答えれそうです。
当社でも初の試みとなる MTAへのフライホイール装着作業はどうなるのでしょうか。
まずは、ダイナモ測定で出力特性の変化を知るために計測しておきました。
上の盛り上がりがもう少し欲しいところです。
今回の作業は、事前に作戦を練りました。
どうやって分解するのが高効率なのかを。
作業性向上の為に、徹底的な分解を行う事に。
まずは最低限必要なフロントバンパーを外します。
いつものようにさっさと外すつもりが、ハイビームライトが邪魔でした。
しかも、ワイヤが繋がっているではないですか。
で、何のワイヤかというと。
コアサポートまで伸びてきていて、アジャスト出来る様になっています。
ライト側で簡単に外せることも分かりましたので、今後の分解はスムーズです。
さて、ひたすら分解コースです。
ん?でもちょっと待った。
エアコンガスが新ガスR1234が使われています。
って事は、回収機が必要?
ってな事で。
「ジャーン」
抜かりなし!
もう当社には導入済の新ガス対応回収機です。
初の出番となりました。
クーラントと、エアコンガスを回収して、がっつり分解コースです。
アバルト500は、このユニットを外せばめちゃくちゃ整備性が上がります。
狭いところでセコセコやるよりも断然高効率!
さ~次回はデュアルマスフライホイールの状態とコンバージョンキットの装着です!