エンジンストールからの緊急引き取りの155TS 原因は?
連休が明けましたね~!
良い休みを過ごせましたか?
私は家族とも過ごしつつ、隙間の時間を作って愛車の復活作業を開始しました。
フレーム降ろして、アンダーボディのレストアです。
結構大変でしたが、まあ何とかなりました。
そんな連休間の営業日にSOSがあり、引き取って来た155です。
「エンジンが突然止まっちゃった。。。」
って事でしたので、調査を開始すると。
どうもエンジンの圧縮状態が正常では無さそうな音がします。
リフトアップし、目に飛び込んだのがココ。
補記類を回すベルトの形状がおかしいです。
クランクプーリを外してみると。
「どひゃひゃひゃ~」な事に。。。
残骸ベルトを外すのは簡単でした。
幸い、タイミングベルトに巻き込み、タイミングベルト切れまでは行っていません。
と、言うことは圧縮抜けの原因は、タイミングのズレ?っと思い、基本チェックを行う事に。
SSTのカムホルダーをセットすると。
インテークも、エキゾーストもピストンよりも先に回っています。
悪い予感がしてきました。
エンジン始動の前に、ドキドキしながらコンプレッションロスを測定します。
「うげっ!ロス88%!」
ほぼ抜けています。
(ちなみに、判断基準として20%以下を正常としています)
つまり、バルブ曲がりが起きているという事になります。
先日のパンダに引き続き、お客様との打ち合わせとなります。