グランデプント・アバルト 今日はLSDの組み付けです
絶賛進行中のグランプンにLSD(リミテッドスリップディファレンシャル)を組んでいます。
グラプン用のLSDは、それ専用品としての設定が少なく、しかも今回は初めてのトライです。
ですのでまずは部品の選択肢がどれだけ有るのかを調べることから始めました。
世界に目を向け、理想的なLSDを探してみると..
これだな!を見つけました。機械式LSDで、イニシャルトルク~作動方式全てのチョイスが可能で
しかも今後のメンテナンスも自社で出来そうな製品です。
今回の初期セッティングは
カム角度 30/60
イニシャルトルク 60Nm.
通称1.5wayと呼ばれるカム角で、街乗り~ワインディング・サーキットまで
オールラウンド対応を狙いました。
カム角度は40/65への切り替えも、分解すれば可能です。
試運転の楽しみな逸品です。
合わせて、クラッチレリーズやマスタシリンダの交換も行います。
デフの横側から行うプリロードの測定・調整も点検し、組み付けを進めます。
エンドケースが分割するタイプのミッションは良いです。
今回は、軽量フライホイールへの交換も行いましたので、ミッションを降ろしていますが
通常のLSDメンテナンスは、ミッションを降ろさずに施工可能です。
マウントもグニャグニャしていました。
この辺も強化マウントに出来ると良いでしょうね。
引き続き作業を進めます!