ALFA MITOのアライメント調整
継続検査でのお預かりのALFA MITO、操安性不良の突起事項が有り試運転より作業開始です。
今までのアライメント診断の経験から、現状確認の試運転作業後、様々の状況が頭の中をめぐります。
案外基本性能の診断を怠っての不具合も考えられ、基本点検や車両が持つ制御装置の適正作動の確認が大切です。
例えば、ブレーキキャリパーの引きずりによる、操安性不良も一例です。SDL診断も行い、4輪アライメントテスターにて診断を進めます。
新品タイヤの接地状況に不良が見受けられる状況です。
4輪アライメント診断は、大きくリヤサスペションのアライメント不良が有りました。
個々のアジャスト機能の無い足廻りですが、出来る限りの矯正を行いました。
作業後の試運転の結果に更に納得です。