アルファロメオ ジュリア 納車整備前の検証開始
本日は土曜日、沢山のご来店をありがとうございました。
昨日入庫しました新車、アルファロメオ ジュリアです。
ご来店されるお客様へのご対応の合間を縫って、ジュリアの各部を探ってみました。
エンジンルーム内であれ?っと思ったのが、クーラントを入れるタンクが2個存在します。
なんで2個なの?っと思いながら、ラジエタ付近に目を向けると。
えっ?えぇ~!?
ツインラジエター?
そうなんです。ラジエタが贅沢に2枚も入っていました。
アルファはツインと名の付く事が好きですね。
ツインスパーク・ツインフェザーに続く、ツインラジエターとは。
ちなみに、クーラーコンデサも2枚入っています。
その代わり、ターボのインタークーラは見当たりませんでした。残念!
エアコンガスは、新型ガスが入っています。
これからの車って感じですね。
当社も1234ガスに対応した機材を用意しないといけないですね。
エンジンルーム全体はこの様な見た目です。
ストラットハウジングには、補強バーが標準で備わります。
純正で補強バーが付いているって、説得力ありますよね。
バッテリーがトランクに配置されていますので、エンジンルームに電源のジャンクションボックス
が存在します。
こういった配置の場合、電圧ロスは多く発生します。
ですから、ターミナルの状態やアースの取り方は凄く大切です。
なのですが、エンジンルーム側のメインアースはかなり寂しそうでした。
この辺りはStage-1メンテナンスでしっかりと整えます。
シャーシは剛性の高そうな構造です。
軽量化の為にアルミパーツが惜しげもなく多用されています。
縦置きエンジン・縦置きトランスミッション、THE FR!ですね。
タイヤサイズは前後で異なります。
フロント:225/45-18
リヤ:255/40-18
タイヤのサイズ設定は、グレードにより異なります。
今回のジュリアは、ジュリアスーパーですので前後異なりますが、ヴェローチェは
前後ともに 225/45-18なのです。
スタンダードジュリアは、前後共に 225/50-17です。
最強バージョンのクワドリフォリオは
フロント:245/35-19
リヤ:285/30-19
凄いサイズですね。
こういったグレードによるタイヤサイズの違いって、車造りを本気で行っている意気込みを感じられて
素敵だと思います。
最近は大きなブレーキに見慣れたせいか、ちょっと小振りにも見えてしまうフロントブレーキです。
ローター外径は 305mm
キャリパは、色こそシックですが、モノブロックで良質な物が装着されています。
今後、ブレーキパッドも考えたいです。
診断機がどの程度診れるのかもチェックします。
かなり細かい箇所まで通信が可能でした。
ブレーキに関しては、温度やディスクの磨耗まで数値化されるみたいです。
非常に出来の良い車である事が分かりました。
なのですが、バッテリー周囲の環境...
ここに関しては、従来の物が引き継がれています。
来週より整備を開始します。