ジュリエッタの外気温度計について考える
点検整備でお預りしたジュリエッタですが、メータパネル内に表示される外気温度の表示が
おかしいです。
その他の車の温度計を見ると、14℃なのですが、現車は-2.5度。
ドライバーが温度表示を無視すれば良い、という話ではなく、この温度はエアコンシステムにも
同様に温度情報を伝えているのです。
ですから、実際の温度よりもセンサー検知温度が低ければ、夏に冷気が出てこなくなります。
涼しいから冷やす必要は無いでしょ?という事ですね。
部品を交換すれば治るのですが、アルファ・フィアットについては、残念ながらこのセンサの単体供給が
ありません。
ミラーごとの全てを交換となるわけです。
センサーの装着位置はここです。
ドアミラーの下側の突起部がセンサです。
部品金額は調べていませんが、きっと高価であるのは間違いありません。
上手く行くかどうかはわかりませんが、センサの単体交換を他車種用を用いて交換してみます。
ジュリエッタから外したセンサです。
たったこれだけの部品です。
新しいセンサを組み付け、抵抗値調整を行います。
いつまで調子よく使えるかはまだ分かりませんが、とりあえずひとつの形を作れました。