FIAT500トラブル続出の模様です
外気温度が上がり、日本全国各地でFIAT500のトラブルが続出している模様です。
当社にも連日の様にあるパーツの相談が入ってきています。
あるパーツとは...?
当社のオリジナル品「アルミ・サーモスタット・ホースユニオン」です。
純正装着のサーモスタットに備わるこの部位は、樹脂製なのです。
樹脂にも色々な種類があるため、樹脂製だから耐久性が低いとは言えません。
FIAT500に装着されているこの部分の樹脂の耐久性が低いのです。
どうなるのかと言いますと。
折れます。
そして、エンジン内を巡る冷却水が全て流れ出ます。
その結果、オーバーヒートします。
気付かず走行を続けると、最悪の場合はシリンダヘッドが歪みを生じ、非常にお金の
必要な修理が必要になります。
サーモスタットに装着される姿はこんな感じです。
分離している黒色の部品が、折れてしまった樹脂製ホースユニオンです。
新品のサーモスタットにも同じく樹脂製が装着されていますので、その部分を
当社のオリジナルに交換してから車両への組み付けを行います。
「 対策済みサーモスタットの金額はこちら 」
危険度チェックはエンジンルーム上側から、装着状態での確認も可能ですが、
影になっていることもあり、見る気で見なければわかりません。
樹脂パーツの周りにクーラントの結晶が付着している場合は、危険度MAXです。
すぐにでも交換したい状態です。
真夏を迎える前に、未交換の方は交換しておく事をお薦めします。
当社でメンテナンスをお任せいただいているお車は、必ずご案内している内容ですので
既に交換済みの車輌が殆んどです。
殆んどのFIAT500に装着が可能ですが、アバルトは対策済みの部品が装着されています。