プジョー207 LSD組んでいます
モータースポーツアイテムを楽しむ場合、有ると無いとで大違いな大物パーツと言えば
LSD(リミテッド・スリップ・ディファンレンシャル)通称ノンスリとも呼ばれる、駆動系統の
パーツです。
トラクションのかかりに大きな違いを生み出す為、サーキットでの使用を前提に考える場合は
戦闘力に大きく貢献する為、是非とも組みつけたい部品の1つです。
LSDを組み付ける場合、車により作業難易度が大きく異なります。
今回のプジョー207は、LSD組付けにあたりトランスミッションの取り外しが不要な為
最も組み付けの行い易い部類に入ります。
サブフレームを外し、ドライブシャフトを外します。
ディファレンシャル・エンドケースを外せば、ノーマルデフがゴロンと出てきます。
今回、組み付けるLSDは、CUSCOの機械式LSDです。
小窓から除くLSDの構成部品を確認する事で、おおまかな仕様も判別可能です。
カムはワンウェイです。アクセルオンの時にのみLSDが効きます。
組み換えにより、2ウェイにも変更が可能です。
クラッチプレートは外歯・内歯が互い違いに組まれている為、作動時の効き具合は
強いと判断出来ます。
俗に言うイニシャルトルクとは、ここのプレートの組み方や、厚みで設定します。
当社でLSDを組む方の殆んどが、街乗り兼、サーキット走行の車輌が殆んどですから
耐久性の向上と、LSDらしさを体感できる様な仕様で今回は組み付けを行っています。
次回のサーキット走行が楽しみですね。