シトロエン カクタス 10万キロ目前のメンテナンス
HM01エンジン搭載車


C4カクタスのイメージを決定付けるのは、ボディサイドのエアバンプであるのは間違い無いですね。
樹脂のプロテクタパネルでして、空洞を設けた衝撃吸収構造 それがエアバンプです。
ドアパンチ程度のヒットなら何事も無かったかの様に処理してくれる嬉しい装備です。

今回のカクタスのオーナーとは、とても長いお付き合いをさせて頂いています。
306 206cc 406c MITO アバルト カクタス 何か忘れてないかな?30年に近いお付き合いですね。
30年はとても長い年月に感じますが、自分が入社したのは18歳 あと数日で47歳になろうとしています。
30年ですね~!あっという間です。

今回はカクタスが10万キロを目前となり、節目でもあることからこの先の安心を得るための整備をご提案させて頂いて居ます。
クラッチ交換とタイミングベルト、部品入手の都合から先立ててベルト交換を行なう運びとなりました。
ベルト廻りのパーツ一式と、インテーク・エキゾーストのVVTソレノイドも交換します。
VVTソレノイドは油圧回路のオイル流量をPWM制御により駆動する電磁石バルブです。
たまにエラーが入り、ドライバーを不安にさせる部品です。結構な仕事を担う部分ですので、10万キロも走れば交換しておきたい箇所。

各部の分解から始めます。

一見すると、タイミングベルト式では無く、チェーンドライブの様に見えるエンジンなのですよね。
初のトライとなる作業ですので、どんな工程になるか楽しみます。
Written by Hashimoto

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