アバルト サスペンションのリセッティング!
随分と前から企画をし、実行に移せていなかった案件。
デモカーアバルト595のサスペンション のリセッティングをようやく実行に移すことができました。
今回のテーマは、シリーズ3までのアバルト・チンクに丁度良い仕立てである事。
ボディ剛性の違いから、同じ仕様のサスペンションを装着してもまるで別物に感じるのがアバルト・チンクの年代にる特徴です。
これは多方面で話題に上がっている案件です。
スポットの数が違うのでは無いか?とよく伺いますが、数えましたがそれは同じです。
シリーズ3以前は、モノコック全体が柔らかい印象を抱くため、シリーズ4以降に組付けたサスペンションの中で、とても良い!!と感じた物そのものを
シリーズ3に装着すると「あれ?全然ダメじゃん」となるわけです。
そこで、考えたのが弊社の拘りでもあるサスペンションパーツのひとつ「スフェリカルアッパーマウント」を一度無しにしてみるという選択。
それに合わせて、ダンパーカートリッジの変更と、減衰変更を行ない組み付けを進めて行きたいと思います。
今回セットアップを行なうのはこちらの組み合わせ。
熟成を重ねてきた、弊社デモカーの車高調です。開発の当初からずっと使い続けているシェルケース。
これまでにいくつのセットアップを行って来たか。
いかなるセットであっても、お客様からは絶賛を頂く弊社自慢の製品は、開発車輌があって始めて成り立つことです。
これまで使用していたハイスペックスタンダードダンパーを一度取り外し、今回のセットへと組み替えを行ないます。
このハイスペックダンパーはとても優等生なパーツでして、試乗された方々からは多くの絶賛を頂きました。
一連の組み換えを行い、テストランを行います。
Written by Hashimoto