FIAT500ブレーキハイマウント不灯
クラッチ廻り作業を終えたFIAT500twinairは最終スキャンツールで車両全体の診断を行った所、左ブレーキランプの不灯が診断結果により分かりました。その他各灯火廻りの点検を行ったところ、併せてブレーキハイマウントランプも不灯火が発覚、左ブレーキランプはバルブ交換にて修復できましたが、ハイマウントは電源供給おこなれて無く5個使用の5Wバルブの全てが点灯していません。
ハイマウントの配線図を確認、ボディコンピューターからブレーキスイッチ軽油ハイマウントへの電源供給回路を点検したところ、ブレーキスイッチとハイマウント間の通電が有りません。定番では有りますがリヤハッチヒンジ横のハーネス可動部の断線が見つかりました。
リヤハッチ・左リヤクォーター廻りの内装を外しハーネスリペアKITを使用して修復します。
リヤハッチガラスの熱線配線は電圧降下が原因か配線被覆がかなり硬化が進みハッチ開閉時にダメージが確認されました。
新しいシリーズ4の個体でもリヤハッチのハーネスは要注意ですね。