Vol.01
FIAT PANDA 4×4
この車格でMT車。国産車にはないユニークさ
皆様初めまして。ラリードライバーの兼松由奈です。
この度、レッドポイントさんの車両を一気にインプレッションさせていただけることとなりました。皆様に、わたし目線でイタフラ車の忖度なしインプレッションをお届けできればと思っております!
今回試乗させていただいた車両は、フィアットパンダクロス4×4!フィアットのかわいらしくておしゃれなデザインに加えて、四駆の力強そうなバンパーや車高のギャップがたまりませんね。しかもMTなんです!国産車でこの車格のMT車はあまり見ないような気がするので、 そんな部分からもイタフラ車っぽさを感じます。
このパンダはフルノーマルなのですが、ホイールだけOZホイールにカスタムされています。
アウトドアな雰囲気を醸し出す外装に、OZの白ホイールが合わさって、オシャレさと力強さがより強調されています。
しかもこのホイール、80年代の当時モノなのです…!当時モノの白ホイールがこの綺麗さというのがすごすぎます。
OZホイールのイタリアンデザインは、40年近くたっても古さを感じさせず洗練されていて、高年式のパンダと合わせてもぴったりマッチしています!
走りがパワフル!見た目の印象とはぜんぜん違う!
正直なところ、可愛いクルマ、オシャレなクルマって走りの部分は実際どうなんだろう…というのが乗る前に持っていた印象です。
まずは、2気筒ターボエンジンと6MTの組み合わせなのですが、想像以上にトルクがある!そして4WDというのも、このパワフルな走りに繋がっています。実はこの時、このコンパクトな車に3名乗車で試乗させていただいたのですが、ワインディングの上りもすいすい進むんです。
交差点でも2速のまま曲がれたり、排気量の小ささが全然ストレスに感じませんでした。
大人3人でもストレスなし!ということは、例えばキャンプギアなどの荷物を載せてアウトドアを楽しんだり、日常使いだけでなく、レジャーでも活躍できそう!そんなパンダと一緒に過ごすライフスタイルまで想像できちゃいます。
ロールを抑えた走りの良さと趣味性の高さを両立
そして私が一番感動した部分…それは、足回りです!
ワインディングを走っていても、ロールが少なく、ストレスなくハンドルを切っていくことができるんです。
かわいらしい見た目に反してスポーティな走りでびっくりです。もちろん、硬い乗り心地ということは一切なく、ちょっとふんわりとした感覚なので乗り心地も良い。例えば、お子さんを乗せて送り迎え、なんていうシーンだと、もっと柔らかい足回りがいいという場面もあるかもしれません…。
見た目のかわいさ、おしゃれさとは裏腹に、スポーティでストレスなく運転できて、荷物も乗る!趣味を楽しんでいる人たちにピッタリくるクルマだなと感じました!
フィアットパンダ4×4、いかがでしたでしょうか?まだまだイタフラ車のインプレッションは続きますので、楽しみにしていただけると嬉しいです!