工場通信

ラグジュアリーDS5→DS5スポールへ

機敏に走れるDS5を目指して、ラグジュアリーカーにピロアッパーマウントを組ける、前代未聞なプロジェクト再開です。

エンジンロワマウントの交換を行い、右側ストラットの組み付けを続けています。
新たに組付けるストラットは、ナックル固定部の寸法に若干の差が生じていました。

個体差なのか、どうなのか。理由は定かでは有りませんが、ナックル側に調整用のカラーをセットします。

フロントディスクロータの美化を行う為、ロータ内周・外周の補修塗装を施行。
ロータの置かれる環境は、なかなか過酷ですので汚れも錆も生じるもの。


ローターへの攻撃性の低い、低ダストパッドを装着しているのでロータの消耗はほぼ皆無！
その状態でロータが綺麗になれば、事情を知らない方が見た時に「ローター新品？」となるわけです。
夏タイヤも冬タイヤも、OZホイールを装着されているDS5。隙間から見えるディスクがキレイだと気持ちが良いですもんね。

リヤショックの取付方が、他車とは異なるのがこの車の特徴。
簡単には付け換える事が出来ないのですよね。スペアタイヤ降ろして、マフラーの遮熱板をずらして、その後にショックのブラケットをごっそり外して。
外したブラケットは、溶接箇所が薄ら錆びていたり、埃が蓄積されているので洗浄後に塗装を施しました。

そのリヤショックの上側は、ブラケットの取付後は増し締めが出来ない構造。
なので作業前・後に取付角度の変更が出来ません。予め施したマーキングを頼りにダンパー角度を決定してこの状態で増し締めまでを行います。

ダンパーとバンプストップラバーの交換を行い、各部の組み付けを完了！！
この後は、試運転とサイドスリップの変化を確認、その後に4輪アライメントへと移ります。
Written by Hashimoto